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ミステリーショッピングリサーチではレポート提出後にフィードバック評価がある
ミステリーショッピングリサーチで覆面調査をして調査レポートを提出すると、レポートの品質を評価してレポートスコアと、簡単なフィードバックコメントが返ってきます。
そのフィードバックされたスコアに基づいて、調査員自身にもモニターランクという評価制度があります。
ランクに応じて優先的に調査に当選するチケットや同日に複数の調査に参加できる権利など特典が付き、人気調査への参加が可能になります。
フィードバック評価の内容
減点・加点の評価基準
<評価軸>
良いお店になれるためのレポートになっているか
見やすいレポートになっているか
スタッフさんの“やる気”を高めるレポートになっているか
・減点項目
誤字脱字、い抜き・ら抜き、記号の使用、不要なスペースの使用、必須コメントの不足、
スタッフさんの特徴が不明、明らかなコメントの重複、ですます調ではない、敬称(さん付け)がない、
価格の評価、立地の評価、施設の新旧の評価、NGコメント
・加点項目
褒めて伸ばすコメント、改善内容が具体的、コメントが詳細
減点項目の詳細
1.誤字・脱字
いうまでもなく誤字脱字
2.い抜き・ら抜き
(例)
×「食べれました」
〇「食べられました」
正しい日本語を使いましょう。
3.記号の使用
会話文以外の「!」「?」は使用しない
絵文字や顔文字の使用も不可
4.不要なスペースの使用
〇〇文字以上などと決まっている字数を不要なスペースを入力して埋める行為
5.必須コメントの不足
レポート内で回答必須となっているコメントの量や内容が不足していること
6.スタッフの特徴が不明
名前が確認できなかった場合はもちろん、名前が確認できた場合でも、スタッフの特徴を書く欄があれば記載する。
7.明らかなコメントの重複
文章が意図的に重複したレポートは、お店のスタッフに「同じコメントばかりで手を抜いている」「ちゃんと調査していない」という印象を与えてしまう為、減点の対象となる。
8.ですます調ではない
お店のスタッフが読むため丁寧語で書きましょう。
9.敬称(さん付け)がない
×スタッフ / 〇スタッフさん
×店員 / 〇店員さん
さんが付いていないと減点されるので注意
10.価格の評価
スタッフには改善できないことについてコメントの記入があり、それが評価(点数)影響している場合は、レポートスコアの減点対象となる。
(例)×「焼きそばが1500円は高すぎるからもう行かない」
11.立地の評価
スタッフには改善できないことについてコメントの記入があり、それが評価(点数)影響している場合は、レポートスコアの減点対象となる。
(例)×「家から遠いので、今後は行かないと思います」
12.施設の新旧の評価
スタッフには改善できないことについてコメントの記入があり、それが評価(点数)影響している場合は、レポートスコアの減点対象となる。
(例)×「お店が古いので、あまり好きになれませんでした」
13.NGコメント
主には以下の3つ
★必要以上の否定表現
★スタッフを傷つけてしまう表現
★一般消費者ではない調査目線の表現
NGコメントについて
NGコメントは主に以下の3つです。
①必要以上の否定表現
「ありえない」「最低」「全然~ない」「全く~ない」など、辛辣な表現や上から目線の表現はNGです。
(例)×最低なお店だと思いました。
②お店で働くスタッフを傷つけてしまう表現
スタッフさんの特徴を記入するときに、「デブ」「色白の」「アザ」「髪が少ない・薄い」など身体的特徴を書くのはNGです。
「10~20代」など年代や年齢などの表現もNGなので気を付けましょう。
③一般消費者ではない調査目線の表現
「~すべき」「~して当然」「あえて~してみました」「わざと~してみました」など調査目線の表現
ミステリーショッピングリサーチの調査はあくまでいち消費者としてサービスを受けて感じたことを書くだけでOKです。
なぜNGワードがあるのか
提出したレポートはお店に届けられるそうです。
もしそこに悪意のある表現や誹謗中傷などがあれば誰だって傷ついてしまいますよね。
頑張っている従業員の方なら尚のことです。
いくら匿名とはいえ、いち消費者としてモラルをもって、思いやりのあるレポートを求められているということですね。
おわりに
レポート作成の際のNGワード・NGコメントについてまとめました。
こうやって書きだすと、色々細かいルールがあるように感じてしまいますが、
大事なことは思いやりをもってレポートを書くことだと気付きました。
それさえ気を付けてレポートを書けば問題ありませんね。